夏の葉山で線香花火づくりと海の時間(2013/9)

2013年9月、夏の終わり。

葉山の海辺にある素敵なカフェcabanをお借りして、手づくりの線香花火で過ぎゆく夏を楽しむワークショップを企画しました。

線香花火といえば、日本の夏の定番。

それを、買ってくるのではなく、自分で作れたら。そう考えるとなんだかワクワクしませんか?

海辺のカフェで海を眺めながら、ご家族、カップル、お友達と、線香花火を手づくりしながら日が暮れるのを待ちます。

ゆったりとした夏の時間を過ごすワークショップです。

caban

 

線香花火の作り方を教えてくれたのは、木村優里さん。立教大学理学部で「理科教育」を教えている木村さんは、大人が日常の中でもっとサイエンスを楽しめるようにと活動しています。今回も、大人も子どもも大好きな「線香花火」づくりを通して、花火のサイエンスについて解説してくれました。

線香花火づくりは、鉄粉と、ていねいな時間のデザイナーたえちゃんがかわいく色づけした紙を使って行います。事前に実験をして、薄くて柔らかいもの、少し硬いものなど、燃え方の異なる何種類かの素材を用意しました。

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鉄粉を触った手で目を触ってしまうと危険なので、子どもたちには安全のため、ゴーグルをつけてもらいました。大人たちも、鉄粉に触れた後は必ず手を洗います。

glasses

見なれた線香花火とはちょっと違う姿ですが、自分で手づくりしたものにはなんだか愛着がわいてきますね。

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火をつけてしまう前に、できあがった手づくりの線香花火と一緒に浜辺で記念撮影も行いました。撮影はプロカメラマン、みのちゃん。

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暗くなってきたところで、いよいよ砂浜に降りて火をつけます。ちゃんとパチパチ燃えるかどうか・・・!

見たことがある線香花火と同じようにぱちぱちと燃え始めると、わぁっと盛り上がりました。cabanを切り盛りされているフランス人のDavidさんも、砂浜に連れ出して日本の線香花火を楽しんでもらいました!

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いつもならつい色々中身を詰め込んでしまいたくなるワークショップですが、今回のコンテンツは、「線香花火づくり」だけ。

cabanはそれを許してくれる、時間の流れがそこだけ違うような場所でした。子ども達は時々砂浜に降りて海に入って遊んだり、大人たちも海を眺めながらお茶を飲んだり。午後から夕方まで本当にゆったりと、「ていねいな時間」を過ごしていただけたのではないでしょうか。

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このワークショップをやってみてから、最近は、大人も子どもも、親子も、カップルも、いろんな属性の人が同時に楽しめるワークショップのおもしろさを感じています。

もともと、ワークショップには多様な人が集まって良いものだと思っているのですが、テーマによっては、たとえば企業にお勤めの方が多かったり、或いは子ども向けや親子向けの企画だったりと、属性がある程度限定されてしまうことも多いように思います。また、子ども向けのワークショップをする際と、大人向けのものを企画する時では、活動やオペレーションなど勝手が違う部分も多くあります。親子で一緒に参加できるものは、大人は子どもと一緒に参加するというよりは、子どものサポートになってしまうことがほとんどだと思います(お父さんお母さんが楽しそう、という例もよくありますが・・・笑)。

今回は、本当に多様な参加者の皆さんが同時に、たった一つのコンテンツ「線香花火づくり」を楽しんでくださっていたことがとても印象的でした。また何か、大人も子どもも一緒になって、みんなが主役になって夢中になれるような企画ができればいいなと思います。

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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

そして、いつもサイエンスの目で私たちを驚かせてくれる、サイエンスガール木村さん、一緒に企画をした「ていねいな時間」のみんな、ありがとう。さらに今回は素敵なご縁に恵まれ、大好きなカフェcabanをお借りすることができました。cabanの関係者の皆さまにも御礼申し上げます!

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さて、線香花火づくり、今度はなんと真冬に、海ではなく都心で行うことになりました!

そろそろ告知を出せるようにしたいと思います。

線香花火を作ってみたい方、「真冬の線香花火」という響きにひかれた方、ぜひ遊びに来てくださいね。

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このワークショップは、以前、木村さんと一緒に「サイエンスガールズトーク」という、女性が好きなもの関心を持っているもの(お料理やお菓子作り、メイクなど)を通して、サイエンスを学ぶワークショップを企画をした時に、彼女が何気なく言った「線香花火って作れるんですよ」という言葉から生まれました。その時からぜひ線香花火づくりワークショップをやりたい!と思っていたのですが、お手伝いさせてもらっている「ていねいな時間」の企画として、実現することができました。

ていねいな時間」は、「作り手と使い手をつなぎ、豊かな時間を提案する」一般社団法人です。埼玉県の老舗和菓子屋さんと一緒に季節を感じる米粉のどら焼き「こよみどら」をつくって販売するなどの活動をしています。

 

 



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