自分の「これまで」を振り返りリトルプレスをつくるワークショップ:PPP

【PPP:Playful work Press & Partyワークショップ】が終わりました!

引越などバタバタしているうちに、もう2週間前のことになってしまいましたが、私にとってもこれが2013年最後のワークショップ開催となりました。

このワークショップは、自分・自分の仕事の「これまで」を振り返り、「これから」への思いを込めた一冊のリトルプレスをつくるワークショップです。 雑誌の切り抜きや、各自持ってきていただいた写真、色々な模様のスタンプやマスキングテープ、ポストイットなどの素材をコラージュして、12ページの小冊 子をつくります。

「自分のこれまでを振り返る」といえば、レゴで表現したり、グラフを作ったり、いろいろな方法があると思いますが、今回は1 冊の雑誌という形でストーリーを綴る、そして、それをお互いにシェアするということをやってみました。中原先生も書いていらっしゃる通り、私達のワークショップはいつも「実験」なのです!

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参加者の皆様には、宿題として自分の過去、現在、仕事への思いを表現できるような素材(写真や絵、簡単な文章など)、リトルプレスの制作に使いたい素材などを事前にご用意いただきました。私達スタッフも、なるべく幅広い出来事を表現していただきやすいように想像しながら、大量の雑誌やいろいろな種類の素材を買い込みました。「事前に素材を用意すること」自体が、とても良い振り返りになったという声もありました。

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第一部は、見木さんのファシリテーションによるリトルプレスづくり。実質3時間で12ページの雑誌をつくるため、かなりのハードワークです。まずはテーブルごとに、どんなものを作りたいか、持ってきた素材とともにシェアします。

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続いてじっくりと時間をかけて12ページの構成を考え、制作にとりかかります。制作に当たっては、見木さんから以下の3つのポイントを教えていただきました。なるほど!これ、リトルプレスに限った話ではなさそうですね(笑)。

・言いたいことを明確に!
・「あれもこれも」にならないように!
・ペース配分をしっかり(どんなにいいものを作っても、締め切りを過ぎたら意味がない)!

「4〜5人でランチしている感じの写真ありませんか?」「空と自然の風景の写真を探してます!」などと協力し合いながら、制作は進んでいきます。当日準備をしている時にたまたま中原先生がかけたアップテンポな音楽で、ちょっと急かされるような気分になったので、制作の序盤にはそんな音楽をかけるなどアドリブで実験してみました(笑)。

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12ページにまとめるために、自分の「これまで」の中でも自分にとって大事なものを選びながら1つのストーリーとして綴ります。さらに、そこに小見出しやタイトルをつけるため、選んだ出来事を一言で表現します。この「縮約」と「意味付け」の作業は、「これまで」を振り返り「これから」へつなげていくためにとても重要な意味があると私達は考えています。

ただ作るだけでは終わらないのが私たちのワークショップ。リトルプレスの制作の後には、ダイアログパーティーが待っています。もちろんただ の飲み会ではありません!

第二部は私がファシリテーションをさせていただき、お互いの作品をシェアし合うパーティーの場を、参加者の皆さんに自分たちの手でデザインしていただきました。こちらも新たな実 験!ワークショップの後にパーティーをすることは今まで何度もありましたが、自分たちで準備していただいたのは初めてのことで内心とてもドキドキしました (笑)。

まずは各自、自分の作品を一言で表すPOPをつくっていただきました。ここでも、自分の「これまで」を「読み手」を意識しつつ一言で表現することが必要になります。

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POPができたら今度はテーブルごとに、自分たちのリトルプレスを読んでもらうためのディスプレイをデザインします。いくつかの事例をお見せして、どんな風に作品を手に取ってもらうか、どうしたら作品をきっかけに対話が生まれるかなどをイメージしていただきました。13時に始まってここまで5時間もの間ものづくりをしてきたせいか、皆さんどんどん手が動きます!マスキングテープや色画用紙を使ったり、ライティングを工夫したりしながらそれぞれに魅力的な8種類のディスプレイができあがりました。

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いよいよ、それぞれの作品に込められた思いをお酒を片手に語るシェアの時間、パーティーの始まりです!

ここまで長い長い「産みの苦しみ(とはいえハードファンだったことを願いたいのですが・・・)」の道のりだったためか、「そろそろ移動を」という声が届かない程お話していただきました(笑)。中締めから1時間以上、たくさんの方が会場に残ってくださいました。「それだけでは語り足りない!」と終了後に飲みに行った方や、その場で新年会の約束とお店の予約までされていた方までいらっしゃいました。企画者としては本当に嬉しいことです。

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3時間「手を止めないこと!」という怒濤のリトルプレス制作、それに続くパーティーの場のデザインと、かなり消耗するワークショップだったと思います。また、短時間の制作のため、理想の完成像までは到達できなかったという方もいらしゃったと思います。

でも、私達はある程度の負荷があるからこそ、「これから」に続く場になるのではないかなと考えています。最後に見木さんからは、「漢字は一緒だけれど、楽しいことと楽なことは違う!」というお話もありましたね。実は今回のワークショップ、参加者の方の中にはご自身でもワークショップや研修をされる方が比較的多くいらっしゃいました。そのご経験から、「ここまでやったからこそ意味がある!」という声もいただきました。

7時間という長時間に渡って、自分と向き合い、表現し、対話してくださった32人の参加者の皆さま、本当にありがとうございました。

半年以上かけて一緒に企画をさせていただいた見木さん、中原淳先生、ありがとうございました。良いワークショップ企画納めとなりました!来年もおもしろい企画でご一緒させていただきたいです。

会場を紹介してくださったオアゾの松田さん、大変お世話になりました!ありがとうございました。

みなさま、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願い致します。

PPPワークショップのFacebookページでも当日の写真を公開していますので、ぜひそちらでも雰囲気を味わってください!



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