経営学習研究所(MALL)働く女性ラボ「ロールモデルってそばにいる?」終了!

12/15(土)経営学習研究所(MALL)は、板谷理事のラボ「働く女性ラボ」が主催する、Lカレッジ第一回「ロールモデルってそばにいる?」を開催しました!

私もスタッフとして参加してきました。

経営学習研究所(MALL)中原代表理事のご挨拶、共催いただいたコクヨ株式会社WORKSIGHT LAB.研究員の山下さんからのお話の後、さっそくスタートです。

;

女性の皆さん、こんな風に感じたことはありませんか?

————————————————————-

遊ぶ友達、悩みを話す友達はたくさんいる。でも…

仕事や夢を語れる女友達は意外と少ない?

将来の夢のために情報交換や意見を聞きたい

社外に出てお互いのスキルを高め合いたい

————————————————————-

;

Lカレッジは、そんな働く女性のための、「仕事で輝く自分を実現するための、情報収集、意見交換、人脈づくりの場」を提供しています。ワインを片手におしゃれに、緩やかに学ぶというスタイルです。

;

Lカレッジは板谷さんが続けてこられたイベントですが、今回はMALLのラボイベントとして初めての開催でした。

ゲストは、『働く女性の24時間(日本経済新聞社刊)の著者、野村浩子さんです。多くの女性たちの取材を通して得られた知見や、ご自身のご経験(プロフィールは最後にご紹介しています)について、「ロールモデル」という切り口からお話しいただきました。

;

お読みいただいている皆さん、周りに「ロールモデル」と思える人はいますか?

実は、「あんな風になりたい」と思えるロールモデルがそばにいない、という女性が多くいるそうです。野村さんご自身の職場でも定年まで勤め上げた女性がまだ一人しかいらっしゃらないなど、「そのままずばり」という人はいなかったということです。

そんなご経験から、野村さんは「ロールモデルは社内の人でなくてもいい」と考え、女性たちのロールモデルになるような方々をまとめて紹介するという目的で「ウーマン・オブ・ザイヤー」を始めたのだそうです。

お話のスタートは、野村さんがこれまで取材された女性たちのロールモデルについての考え方のご紹介から。

ある企業で女性初の役員を勤める女性は、前を走る女性の先輩がいなかったため男性の先輩をモデルにしたそうです。またある女性は、ロールモデルは必要ない、何もないところにどう道を切り開くかと考える方がクリエイティブでおもしろいのではないか、と仰ったそう。

次にご紹介いただいたのは、ロールモデルについての3つの考え方。

まんまロールモデル:「そのまま」ロールモデルにできる人に対する漠然とした憧れ

モザイクロールモデル:Aさんのこういうところ、Bさんのこういうところ、と都合よくピックアップし、編集するモデル

逆さ絵ロールモデル:こういう生き方は違う、というのを強烈に感じさせてくれるモデル

;

野村さん曰く、①のまんまロールモデルは、自分に合ったロールモデルを探し続ける「ロールモデル症候群」になってしまう可能性があり、危険ということ。

「まんま」のロールモデルを探すのではなく、社内外、業種などに関わらず、色々な人からこんな風になりたいという部分を寄せ集めて自分なりのロールモデルを作ってしまうということができるんですね!更には、もしも周りに「あんな風になりたくないな」という人がいたとしても、それは自分がそうならないための良いモデルになるという、なるほど!なお話もありました。

続いて、「ロールモデルから何を学ぶか」についての5つのポイントを挙げてくださいました。

①「膝打ち」するポイントはどこか

→おもしろそうに仕事をしている人には、何かしら「なるほどその手があったか!」というポイントがある。

②失敗したときにその人が何を考えどう行動したか

→人の失敗談がおもしろいのは、そこに学びがあるから。

③チャンスをどうやって手にすることができたのか

→成功した方に取材をするとみんな「たまたま」と言うが、よく聞けば、チャンスを引き寄せる「何か」をやっている。

④どうやって周りをサポーターにしたのか

→仕事は一人ではできない。

⑤どんなインプットを続けているのか

この5つのポイントをふまえた上で、話題は、i-modeの生みの親である松永真理さん、社会責任投資(SRI)という考え方を日本に最初に持ち込まれたという秋山をねさんがご自身のキャリアを振り返った「キャリアチャート」のお話へ。

誰の目から見ても「すごいキャリア」を持った女性たちですが、実はそのキャリアチャート、ご経験を細かく見て行くと、もちろん上がり下がりがあります。それを、松永さんや秋山さんがどのように捉えたのか、そしてどんな行動をされたのか、ということをお話しいただきました。

元世界銀行副総裁の西水美恵子さんにとっては、世界銀行の組織を変革するに至るまでのご経験から、最も気づきを与え人生を変えたのは、読み書きのできない途上国の村のお母さんたちであり、橋をつくり村に電気と水道を引いた村の女衆だったそうです。

そんな西水さんのご経験について伺うと、「人は誰でもリーダーになれる」と仰る背景が少し見えたような気がします。

;

野村さんのお話の締めくくりは、その西水さんの言葉を引用した「人は誰でもロールモデルになれる」という言葉でした。

休憩中には、もちろん参加者の皆さんのお話に花が咲きます。

この日のLカレッジには、ワインとチーズのスペシャリスト安田智子さんもボランティアで駆けつけてくださいました。ワインも進むわけですね。サンドウィッチやチーズ、オリーブなどのフードも充実しています。

;

さて、私たち経営学習研究所のイベントは、「聞いて、聞いて、聞いて、帰る」ものではありません。野村さんのお話を受けて、ダイアローグの時間です。

板谷さんから、「おしゃべりではなく、議論でもない」「話し合い=合意形成とは限らない」「情緒・感情やエピソードも語る」といったルールが説明されました。

続いて、「私の前向き宣言」を書いていただきます。この場にお集まりいただいたせっかくのご縁、お互いのこれからを応援し合いましょう!ということで、前向き宣言のシートを交換し、応援メッセージを書いてもらいます。

前向き宣言を書く真剣な表情、そして交換し合う嬉しそうな表情がとても素敵で思わずシャッターを切ってしまいました。

例えば、「働くママのランチをコミュニケーションタイムに」するランチケーションという活動をなさっている寺村さんの「私の前向き宣言」には「働くママたちの笑顔を増やす!ロールモデルは1つでなくてもいい!」という言葉が。(許可をいただいて掲載しております。)

;

「野村さんのお話だけではなく、仲間からのメッセージも大切に持ち帰ってください!」と板谷さん。

最後のラップアップは、「女性向けイベント」ということで女性のパワーをひしひしと感じ肩身の狭い思いをしていた男性陣から(笑)。

経営学習研究所田中理事からは、「Lカレッジが必要ないのではと思うほど、女性は元気!Lカレッジの男性版をつくりたい!」と。

中原代表理事は、「研究者というキャリアから考えると、ロールモデルと一緒になったら負け。上を見ながら憧れつつも、何か工夫をしようとして生きてきた。その工夫は単数のロールモデルではなく、複数のロールモデル”ズ”」というご自身のキャリアの振り返りと共に、「今は学生たちに”自分を上書き”するように言っている」というお話も。

「今は職場の直属の上司以外の人の良さも、マルチに見ることができる人が増えてきている」、「今日は女性限定のイベントだけれども、働き方という意味では男女関係なく考えていってもいいのではないか」と語ったのはWORKSIGHT LAB.山下さん

;

最後に板谷理事より、「休日にここに来ようという皆さんこそが、誰かのロールモデルになれる人たち。ロールモデルは一人でなくてもいいんです!」というメッセージでLカレッジは終了しました。

ふと顔を上げると、たくさんのロールモデルたちの後ろ姿が♡

最後になりましたが、お休みにも関わらず雨の中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。板谷理事のメッセージにもあった通り、ぜひここでの経験を外で語ってくださいね。

ご多忙の中ゲストとして素敵なお話をいただいた野村浩子さん、本当にありがとうございました。

「私、野村さんをお呼びした自分を褒めたくなりました」という板谷理事の言葉にうなずく方がたくさんいらっしゃいました。

共催いただいたコクヨ株式会社WORKSIGHT LAB.の金森さん、山下さん、そしてお二人とともに準備や片付けにご協力いただいたコクヨ株式会社の皆様、ボランティアでスタッフをしてくださったLカレッジスタッフの蒔田章乃さん、久染優子さん、ワインとチーズのスペシャリスト安田智子さん、板谷さんの職場からいらしてくださった坂本恭子さん、皆様のご協力なしにこのイベントはできませんでした。ありがとうございました。

;

**野村さんのプロフィール**

野村浩子(のむらひろこ) 日経BP社

日経マネー副編集長 62年生まれ。84年お茶の水女子大学文教育学部卒業。

就職情報会社ユー・ピー・ユーを経て、 88年、日経ホーム出版社発行のビジネスマン向け 月刊誌「日経アントロポス」の創刊チームに加わる。 95年「日経WOMAN」編集部に移り副編集長に、 2003年1月から編集長。 2006年12月、日本初の女性リーダー向け雑誌「日経EW」編集長に就任。 2007年9月、日本経済新聞社・編集委員。 2012年4月より現職。 著書に「働く女性の24時間」(日本経済新聞社刊)

;

**おまけ**

今回は実験プロジェクトということで、場づくりグッズとしてグラスにつけるネームタグを導入しました!小さなMALLシールが好評でした。

ご協力くださった手づくり場づくりグッズのスペシャリスト!岸智子さんにもこの場を借りてお礼申し上げます。



コメントは停止中です。