楽団のように場をつくるコミュニティ

佐渡裕さん指揮によるオーケストラの演奏とともに、映画「ウェストサイドストーリー」を見るというコンサートに行ってきました。

ウェストサイドストーリーは初めてちゃんと見たのですが、計算された動きだとか、色の組み合わせだとか、すごく考えられていて、見ていてとてもおもしろかった!

私は2階席だったのでオーケストラを真上から見ていて、まるで佐渡さんが一つの大きな楽器を奏でているようでした。上から見ていると、佐渡さんの動きとオーケストラの方々の身体の動きの連動を見ることができました。それぞれが持ち場を守り、効果的に役割を発揮して、前に出たり、サポートに回ったり。

そんな様子を見ていて、以前舘野さんと「ワークショップ部はワークショップ楽団のようになろう」と話していたのを思い出しました。

興味関心は近くて、それぞれが違う得意分野を持っている、そんなコミュニティを。

先日「私が場づくりする理由」にも書きましたが、始まってから約5年、いつの間にかそんなコミュニティに育ってきたような気がします。

大学院にいる時に何度も参加させていただいた、上田信行先生のワークショップやパーティーも、神戸芸術工科大学曽和先生のドキュメンテーションチーム、上田先生の思いをいつも近くで共有しているスタッフの方々、カフェを担当する学生さん、当日即興で「○○をやってね」と頼まれた参加者の方々など、たくさんの人によってつくられていました。

上田先生は、参加者の方をもその楽団に引き入れてしまうマジックをもっていらっしゃるように思います。

そして、私も理事として参加している経営学習研究所(MALL)でも、「ひとり、ひとラボ」をコンセプトにそれぞれの理事がラボを立ち上げイベントをしたり、ラボ立ち上げの準備を進めています。

自分が主催するイベントでは、前に立って話をしたり全体の場をディレクションしたり。

他の理事が主催するイベントでは、受付やカフェ、ドキュメンテーションなどそれぞれの持ち場に分かれて場づくりを支えます。

9/21に行われたMALLのラーニングイベント 【現場を歩き、イノベーションを生み出せ!】 -40代-50代ミドルの再挑戦と学び- では、主催の中原先生に代わって急遽お二人の理事が質疑応答の司会をつとめていました。プロジェクションするはずの壁にうっかり大量のポストイットを貼ってしまったことに後から気づいても、理事たちかけつけてはがします(笑)。

まさに、楽団のよう。

もう話がぽんぽん飛んじゃいますが、今月はじめに、極地建築家の村上祐資さんのお話を聞く機会が何度かありました。

(これについてはまた後日詳しく…)

村上さんは、 南極観測隊として越冬隊に参加されたご経験もあり、そして将来は宇宙に行き月面に基地をつくるという夢を持っていらっしゃる方です。

南極での体験を子どもたちにお話しいただいたのですが、その中で、「南極観測隊員に必要なこと」として、

「リーダーになれる。フォロワーになれる。」

という言葉があり、それがとても印象に残っています。

 

まさに、MALLでもワークショップ部でも、「楽団のように場をつくる」コミュニティには、こんなメンバーが集まっているのではないかなと思いました。

単に役割分担というだけではなくて、誰かがリーダーになって自分がフォロワーになったときに、そこから何かを学んだり刺激を受けたりして、次の自分の場づくりにつなげることができるという、コミュニティの一員として、お互いに成長し合える仕組みにもなっているのではないかな、と感じています。

関連リンク

【現場を歩き、イノベーションを生み出せ!】 -40代-50代ミドルの再挑戦と学び- の記録はこちらをご覧ください。

 



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